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ガラスの丘美術館についてルネ・ラリックルネ・ラリック略年表ホテルショップ「シレーヌ」
ガラスの丘美術館
 パリが生んだ一人の天才装飾家、ルネ・ラリック。
独創性溢れる作品を初期から円熟期まで、300余点を常設展示しています。
開館時間 午前9時〜午後8時(年中無休)
入場料 大人(高校生以上)1,000円
小人(小学・中学生)500円
※20名様以上の団体の場合、大人800円小人300円
TEL 0956-25-1000


「ガラスの丘美術館」では、アール・デコの代名詞ともなっているルネ・ラリックの魅力溢れるガラス作品の数々を展示いたしております。
 1925年にパリで開かれた「現代装飾美術産業美術国際展覧会」での「アール・デコ展」は美術界だけにとどまらず装飾・食器・家具・建築まで巻き込んだ今世紀最大のデザインムーブメントでした。

 その中でフランスのアール・デコといえば、パリのエスプリが生んだ一人の天才装飾家、ルネ・ラリックのガラス工芸で、すでにアールヌーヴォーの宝飾デザイナーとして高い評価と人気を獲得していたラリックは、1900年代に入ると本格的にガラスに取り組み、先に紹介したパリでの展覧会にて「香水館」「ルネ・ラリック館」を設立し、ガラス作家として頂点を極めていました。

 生涯の後半をガラスに費やした彼のガラスに対する造形的・美的な無数の可能性と発見は、人々に貴重な装身具や既成の美術を放棄させ、人間の生産物であるガラスを選ばせるまでに至ったといっても過言ではありません。

 ガラスの丘美術館では、彼が宝飾デザイナーとして活躍していたアール・ヌーヴォー期のペンダントやブローチをはじめ、ガラス工芸を始めたころの初期作品から、アール・デコ時代の円熟期の作品300余点を展示しております。


 アール・ヌーヴォーからアール・デコの時代にかけてパリで宝飾、ガラス工芸のデザイナーとして最高の評価と人気を獲得する。アール・ヌーヴォー時代の宝飾品が1900年パリ万国博覧会に出品。1908年、初めてフランソワ・コティのために香水瓶を制作する。以降ガラス工芸の分野でその人気は頂点に達する。
ルネ・ラリック
Rene Lalick
1880-1945
France


年号 年齢 できごと
1860年
4月6日、シャンパーニュ地方に生まれる。
1876年 16 パリ装飾美術学校入学。父ルキアンが亡くなる。パリの宝飾作家ルイ・オーコックのもとに弟子入りする。
1882年 22 フリーの宝飾デザイナーとして独立。
1884年 24 母親の友人と共同で、宝石のデザインを専門とする会社ラリック&ヴァレンヌ社を興す。
1886年 26 ジュール・デスタップから宝飾店と工房を引継ぎ、宝飾デザイナー、宝石商として独立する。マリー=ルイーズ・ランベールと結婚。
1893年 33 パリ装飾美術中央連盟主催のコンクールで2位に入選。
1900年 40 パリ万国博覧会に宝飾作品を出品、大いに人気を博す。
1904年 44 アメリカ合衆国セント・ルイス(ミズーリ州)で開かれた万国博覧会に出品。
1910年 50 「ブリュッセル万国博覧会」に出品。パリのガレリア美術館「ガラスとクリスタル」展に出品。
1922年 62 大西洋横断豪華客船「パリ号」の室内装飾に参加。
1925年 65 「現代装飾美術産業美術国際展」にガラス製品を出品し、大成功をおさめる。ラリックは、ガラス製の噴水「フランスの水源」、ラリック社のパヴィリオン「ルネ・ラリック舘」、「香水館」など大々的な出品を行う。
1927年 67 フランスの装飾美術の粋を集めた豪華客船「イル・ド・フランス号」の内装に参加。
1929年 69 ルネ・プルーとの協力で豪華寝台列車「コート・ダジュール・プルマン・エクスプレス」の内装を手掛ける。
1931年 71 パリ植民地博覧会の大ホールに巨大な噴水を作る。ラ・デリヴランド聖母教会(カルヴァドス県)のステンドグラス、祭壇、聖体拝領台を製作。
1933年 73 パリ装飾美術館で宝飾作品からガラス作品に至る大規模な回顧展が開かれる。
1935年 75 大西洋横断豪華客船「ノルマンディー号」1等船室用食堂の内装に加わる。
1938年 78 イギリス女王がパリを正式訪問した際、パリ市とフランス共和国大統領は、贈り物としてラリックがデザインしたパリ市の紋章入りテーブルセンター用置物(照明装置付き)と食器セットを選ぶ。
1945年 85 ルネ・ラリックのガラス工芸の全てを語る多数のガラス作品を、パリのアール・エ・メチエ博物館に寄贈。5月5日没。

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